ベセルナクリームは生理中の女性にも使えるの?

尖圭コンジローマはHPVウイルスが原因で、性器から肛門の間にイボのようなものが発生する病気です。人同士の粘膜や皮膚から侵入するウイルスで、主に性行為によって感染します。かゆみや痛みが出る場合もありますが、ほとんどは自覚症状が出ないため、気づいたときには大きくなっていたり、複数のイボができています。また尖圭コンジローマには良性型と悪性型があり、女性に発症する悪性型は、子宮頸がんの原因になるので早期の治療が必要です。
以前の治療法にはレーザーによる患部の破壊が主流でしたが、最近ではベセルナクリームを使用した治療が多くなっています。ベセルナクリームは文字通り塗り薬で、患部に塗ることで、主成分であるイミキモドが肌に浸透しウイルスの増殖を抑えます。また免疫機能を高め、ウイルスに感染した細胞を障害する作用を持っています。
ベセルナクリームを使用する場合は、適量を1日1回を基本に、週3回で患部に塗ります。つまり1日おきに使用することになります。塗ってから約10時間後に石鹸などを使って洗い流します。放置するとかゆみ・痛み・ただれといった副作用が出る可能性があるので、塗った後の手指もすぐに洗浄する必要があります。
性器や肛門の周辺に発生する病気なので、女性の場合は生理中でも使用できるか疑問が浮かぶと思います。患部に塗ったクリームが生理によって流れ落ちることもあるので、塗り直しが必要になる場合もあるでしょう。答えとしては、患部に塗り直すのは可能です。ただし本来は1日1回の使用なのに、頻繁に塗り直すことになるため、副作用が発生する可能性は非常に高くなります。
女性は生理で辛い期間に、さらに薬の副作用が重なると、あまりの苦痛に耐えられなくなることもあります。その場合は、無理をせずにいったん治療を止めて、生理が終わってから治療を再開したほうがいいでしょう。